一般社団法人 日本足圧協会


時代は植物の癒しの力を求めている。

■足圧とは?

古くはインドや中国の僧侶が修行の一環としてお互いの足を踏み合ったと言われる修行法が起源と言われ、リラクゼーション効果を高め現代社会のニーズに応えるべ く確立された刺激療法です。
施術者の足の裏を使い分け、筋肉のコリをほぐし、血 液・リンパの流れを良くし新陳代謝を上げ、人間が本来持つ自分の身体は自分で 治す力、すなわち『自然治癒力』を高める事が出来る利用法です。

『自然治癒力』とは?

自然治癒力とは、人間・動物などの心身全体が生まれながらにして持っているケガや病気を治す力の事で、手術をしたり、人工的な薬物を投与したりしなくても治せ る力を持っています。
自然治癒力には2つの機能があり、「自己再生機能」と「自己防衛機能」と呼ばれるものがあります。「自己再生機能」とは、体が外傷などを負った時に、(それが 少々の規模であれば)傷を治す機能のことで「自己防衛機能」とは、生体の外部か ら侵入してくるウイルス・細菌類と戦う機能のこと。つまり「免疫」のことです。 二つの機能は連携して機能することもあります。例えばスリ傷を負った時の治癒では、生体は侵入してくる細菌と戦いつつ皮膚を再生しているので「自己再生機能」 と「自己防衛機能」を同時に働かせているということになります。
人体の体は毎日、免疫と細胞活性を繰り返しながら生きていくために働いているのです

■足圧療法の特徴 ~足で施術を行う理由~

足圧では足の裏でお客様の全身の筋肉をほぐしていきます。
手で施術する場合、指先に受ける負担が大きく、施術する側に大きな負担になります。
また施術を受ける側も指先の点で刺激される事により、筋肉や血管、リンパなどを傷める危険性もありますので、結果的に揉み返しなどの弊害が出てしまいます。足圧療法は 足で施術しますので施術する側の負担は大幅に軽減され、手で行う場合に比べてその労 力は三分の一程度と言われています。
筋肉の大きさや場所、角度に応じて足の面、点、線を巧みに使い分けて施術しますので、効果も高く、また受ける側の負担も軽く、痛みを伴いません。
コリをほぐすという点で手に比べて効果的なだけでなく、痛みを伴わない施術は受け側の筋肉の緊張のみならず、精神的な緊張も和らげますので、心身共に非常に高いリラク ゼーション効果を得る事が出来、また足の広い面で筋肉を捉えるため、痛さや揉み返し が少ないのが特徴です

■効能は?

①神経圧迫の解消
  固くなった筋肉がほぐれ、身体のコリを解消します。

②血行促進
  圧迫されていた神経・血液・リンパ液の流れがよくなります。

③内臓機能の改善
  骨のバランスが整い、低下していた内臓機能が改善します。

④自立神経の安定
  自立神経(交感神経・副交感神経)のバランスを整えます。

⑤疲労回復
  身体の慢性的な症状
  ※痛み、疲れやすい、だるい、重い、しびれる等を改善します。

⑥健康維持
  自然治癒力を高め、薬に頼らない健康的な身体の維持に役立ちます。

⑦リラックス効果
  全身の筋肉をほぐすため、心身をリラックスさせます。